部活指導に携わる教員家族の苦悩

今回は、部活指導に携わる教員の家族が被る不運について、

まずは、こちらの事例について書きたいと思います。

昨今、部活動に携わる人も様々になってきました。

ほんの少し前までは、教員がすべてを一貫して行っていました。

ところが、最近では、部活動の場に、様々な人がかかわってくるようになりました。

一般的に、強豪校と呼ばれる、全国大会に出場するような学校はなおさらです。

外部コーチ。

整体師。

医師。

栄養士。

カウンセラー等。

うちの旦那の部活も例外ではありません。

栄養士が日頃の食事や栄養管理についてアドバイスをしているようです。

数年前のある日から、

冷蔵庫の中に見慣れぬ野菜ジュースが毎日入っていることに気づきました。

そして、朝食時、旦那が野菜ジュースを飲んでいるではありませんか。

この当時から、私たちの夫婦には会話はありません。

息子も、旦那とはほとんど口をききません。

唯一、比較的自由に話す娘に、その理由を聞いてもらいました。

すると！

「学校の部活に来る栄養士さんが、朝食に野菜を食べたほうがいい」

「野菜をまず一番に食べるのがいい」

と、栄養士からのアドバイスされたようです。

時を同じくして、私が留守をしていた日の朝、

調理パンとヨーグルトを朝食として出して出かけていました。

その食事風景を見ていた子供たちが目撃した驚きの事実

「野菜はないのか。

こんな高カロリーなパンは食べられない！」

と言って、パンをテーブルに投げつけてから食べたそうです。

また、別の日、

「前の晩の残りは出さないでくれ！！！」

とも言い放ったのです。

それはわかってます！。

野菜を1日にどれくらい食べるべきか。

1日の食事で何品目の食材を取り入れるべきか。

しかし、朝の4時に起床し、

旦那の弁当を作り、朝食の準備が待っています。

また、私の仕事の繁忙時は、

夕食の下ごしらえまで朝食前に終わらせる必要があります。

そんな苦労を知ってか知らずか、

あんなことを言ったりするなんて、

あきれて、悔しいやら悲しいやら、

心の中に、モヤモヤがたまり、息が詰まりそうになりました。

あの日から、負けず嫌いな私は、

朝食の主食はご飯

朝食には必ず野菜

夕食には、できるだけ多くの野菜料理を出す。

どんなに忙しくても

これを必ず実行しています。

これが毎日の夕食メニューです

私は、忙しいなりに、

1日の中でトータルで野菜が取れるように、

できる限り、夕食で、調理に使う野菜の種類を増やし

野菜量を多く出すように心がけています。

部活の生徒の指導をする栄養士が、

教員の家庭の食事にまで関わってくるんです！

栄養士を崇拝している様子の旦那は、

その話を正直に受け止め、

私の作る食事に、不満をぶつけてくるんです。

ほんとに、悲しくて悲しくて

腹が立って腹が立って、

何度、家事すべてを放棄しようと思ったか。

部活という言葉を聞くのもうんざりです。

すべて、家庭がかき乱されるんです。

部活は百害あって一利なしです。

みなさん、こんな現実どう思われますか。