教員妻のワンオペ
ワンオペ
いつ頃からかよく耳にするこの言葉
家事・育児・仕事のすべてを
一人でこなすママ
の様子を表す言葉として使われてますね。
最近では、たくさんの関連書もあります。
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教員妻
特に、部活動指導に携わる教員の妻は
まさしくワンオペ。
私も、その一人です。
ワンオペ自体は慣れればなんとかなります。
しかし、子供の年齢が進むと
事情は少し複雑になってきます。
特に育児。子育てにおいては、
父親が関与してない以上、
母親である私が、
父親の役割も果たすことになります。
本来、どちらか片方が厳しく叱れば
もう片方が温かく見守ったり
なだめたり、慰めたりという
役割分担をすべきだと思うのです。
ところが、ワンオペでは
叱るのも、厳しく接するのも自分
なだめたり、慰めたりするのも自分。
それが繰り返されると、
子供にも慣れと混乱が起き
信頼関係は崩れます。
お母さんはワンオペで頑張っている!
なんて主張は、子供には分かってもらえません。
子供がいずれ親になって
「あ~~~、あの時は」
と気づいてくれれば、まだ報われますが…
人間、嫌な記憶はなかなか消えません。
おそらく、子供にとって、私のような母は
厳しく、口うるさく、
あれはダメ!これもダメ!と
否定された記憶しか残らないでしょう。
ワンオペ母には余裕がありません。
時間にも心にも。
その余裕のなさが、
子供への威圧的な接し方に繋がるんです。
悲しい現実です。
子供のために一生懸命になることが
子供を苦しめる。
その結果、母=厳しく嫌な存在
として子供の記憶に残るんです。